2012年1月23日月曜日

みそづくり参加者(あとすこし)募集中です

最近、毎月の梅あそびいこらの活動やゲンジの森の活動(こちらは時たま)で
山のほうに行った時に、色々と木の枝などを切って帰り、
部屋に生けたり、人にお裾分けしたりするのが、楽しみです。
今はまだまだ知識不足ですが、少しずつ季節ごとの植物を、
普段の暮らしに取り入れていけたらいいな、と思います。
写真は、ご近所さんが公園で剪定に出くわし、
おもわずどっさりもらってきたというクスノキの葉付の枝。
「樟脳(しょうのう)の原料だし、防虫剤がわりになるよ!」と、
一本だけおすそ分けしてもらって、ずっと水にさしっぱなしだったのですが、
先日の傍房のオープン日、訪ねてくれた人とのおしゃべりをしながらの内職…
葉をちぎって、枝を細かく切り、
要らない布でチクチクつくった袋に詰めました。
手で揉むととてもいい香りがします。

『柚子風味カステラ』『くるみの塩キャラメルタルト』
その日の夜の三半酒場は、ひとかふぇ。さんのお友達が
たくさん来てくださりました。
ばたばたしっぱなしで、気のまわらないことも多かったかと思いますが、
どうぞまた遊びにいらしてください。

さて、ありがとんぼ農園さんに教わるみそづくりの会が
いよいよ29日(日)に迫りました。
あと若干名空きがありますので、
ご希望の方は早めにお申し込み下さい。
(仕込みの都合上26日までにお願いします)

またお米やいろいろ米、お餅、味噌、麹などなど販売用にも
持ってきてもらえる予定です。
こちらは参加の方以外も購入していただけますので、
興味のある方はのぞきに来てくださいね。

(日々譚)

2012年1月19日木曜日

明日はひとかふぇ。

(先日の原始機の集いにて)わりばしに色とりどりの毛糸を巻き付けて…

明日20日は、13時〜18時までのんびりオープン。
毎回、美味しい焼菓子が大好評の、
ひとかふぇ。さんの出張カフェがありますよ!
19時〜の三半酒場でも引き続き、
お酒に合うお菓子を出していただきます。
普段は素朴で地味〜なおやつが好きな私ですが、
たまに食べる贅沢なお菓子は、日常に小さな幸せを与えてくれます。
明日が楽しみです(笑)

さぁ!いよいよ織りはじめ。

29日(日)のみそづくり教室も、参加者受付中です!
ありがとんぼ農園さんのお味噌はおいしいと評判なのですよ。
(日々譚)

2012年1月17日火曜日

『 写真家もカメラマンも目指さない人のための写真講座 』始めます。

家族の大切な思い出、感動の旅の1コマ…
「あれ? なんか見てた通りに写ってへんなぁ」
という方、
迷って迷って、悩んで悩んで、選んで選んで、せっかくカメラ買ったけど
「やっぱり使い方がよくわからん〜!」
 という方々…、
3.5GH = みしまひろゆきが、
現場で試行錯誤した経験からわかったことをお話しします。

デジカメ・フィルム、コンパクトカメラ・一眼レフなど(携帯電話以外)、
今使っているカメラと仲良くなって、写したい写真にもう一歩近づきましょう!



(1)「 明暗のもんだい 」1月19日(木)19:00〜21:00
 なんでこんなに暗い写真になっちゃうの?
 後ろが真っ暗…。ストロボが明る過ぎるねん!
 …などなど、写真の明るさ暗さについて考えてみましょう。



(2)「 画角のもんだい 」1月26日(木)19:00〜21:00
 広角〜望遠。ズームって? …違うのは見える範囲だけではないのです。
 ボケに突っ込むには、被写界深度と深〜い関係になりましょう…。



(3)「 色のもんだい 」2月2日(木)19:00〜21:00
 あの日、夕日はもっともっと赤かった…
 おいしそうなご飯が、おいしそうに見えない〜
 そんな写真の色合いを整えるにはどうしたらいいでしょうか?



(4)「 実習 」2月11日(土)10:00〜12:30
 実際に写真を写して、モードやレンズの違いを体感しましょう。


■費用:以上 全4回 8000円
(1)〜(3)の座学は1回のみの参加(2500円)も可能です。
■場所:傍房(ぼうぼう)
 大阪市東成区中道3丁目16-2 南より一軒目(地図)
 最寄り駅:JR環状線 または 地下鉄鶴見緑地線 玉造駅

■申し込み/問い合わせ
 Tel/Fax 06-6972-2035 メール / hibiboubou@gmail.com
■3.5GH プロフィールへのリンク
時間や日程は、ご都合に合わせての開講もできますので、ご相談下さい。
興味のある方はご一報下さいませ!

4_19m

2012年1月8日日曜日

落語会のこと、七草がゆとイルフな時間のこと。つづき


1月7日
七草がゆの朝ごはんの会から始まりました。
土鍋のふたを開けると凛とした空気に
もうもうと湯気が立ち上がります。

おかゆの思い出、
おかゆ好きとか苦手とか…
漢方としても食べられてるねんで!
とかとかとか…おかゆ談義もはさみつつ。
のんびりみんなで朝ごはん。
晩餐の集いもいいけれど、みんなで朝飯摂りつつの朝もまた
いいものです。一日の充実の予感がします。


個人的には、呑み過ぎの胃袋を優しく優しくあっためてもらいました〜。




さて午後は、おかもとりよさんによる「イルフな時間」。
武井武雄の刊本作品の紹介や、おはなしを聴く会です。

武井武雄の刊本作品は、一般の展覧会ではガラスケースに収められた物を
眺めるといった貴重な作品です。
が、その作品の素晴らしさに魅せられたおかもとりよさんは、
みなさんに手に取って見てもらって、作品の魅力を伝える活動をしています。
この日もこつこつ集めた本が並べられます。
参加者の方々、ページをめくり始めるともうみなさん無言です。

そんな声のない感動の空気の中、
蓄音機から童謡が流れ始めておはなし会の始まり始まり!
武井武雄のおはなしの世界をぐんぐん歩き回るりよさんの声が、生き生きと
その世界を再生していきます。


合間のおやつの時間は、りよさん選りすぐりのおかしで一服。
愛嬌のある品々。たとえば…

ぼくが前回りよさんの「イルフな時間」に参加したのは去年の5月でした。
それ以後に入手された刊本作品も、今回初めて見ることができて、
ますます武井武雄の作品への情熱を体験することができました。
そして、りよさんの「この素晴らしい作品と生き様を楽しく伝えたい」
という、これもまた篤い情熱に、たくさん刺激を受けました。
それは誰も見ていないときも、人前で表現するときも、一歩一歩育んで来た
力なのだと思います。日々の中に進めた一コマ一コマが放つ輝きは、
「安くて早くて便利」の生活には生み出せないものではないでしょうか。

りよさん、そして参加者の皆さん、ご来場、ご声援、ご協力ありがとうございました。

(3.5 記)

落語会のこと、七草がゆとイルフな時間のこと

1月6日
傍房で初めて講談と落語の会を開きました。
1階の部屋に高座を設営。
(よそで使う用に作った物をお借りしたのでちょっと高過ぎなんですが…)
講談は旭堂南舟(きょくどう なんしゅう)さん、
落語に桂華紋(かつら かもん)さんをお迎えしました。
写真は、お二方一席ずつで中入り後の座談会の様子。
今回はリクエストに応えていただき「質問コーナー」とゆうことで、
参加者みなさんが書いた質問カードに一問一答、いや数答、いやいや客席から
重ねての質問も入って問答に。和やかに盛り上がりました。
長屋の一室ならではのこの距離感と温度ですね。
生落語は初体験という方からの
「オチの意味がちょっとわからなかったのですが」
という質問にも、笑顔で解説していただきました。
演目のおもしろさのみならず、お二人の人柄も広がり伝わり、
凍える冬日を温める笑いとお噺の会となりました〜。
お開きのあとは新年会!
演者のお二方も残っていただき、方々から傍房にゆかりのある知人友人が集いました。
みなさんの持ち寄り逸品を一品二品…、と鍋を囲んで
賑やかに今年の傍房事始めをお祝いしました〜。
ついつい呑み過ぎました…失敬。

ご来場、ご声援、ご協力ありがとうございました!

つづく (3.5記)

2012年1月3日火曜日

事始め。落語と講談を間近で聞いてみましょう

初めてのお正月を迎えた傍房です。
今年最初の行事は講談と落語の集い」
講談は旭堂南舟さん、落語に桂華紋さんをお迎えして
昔ながらの声と言葉の芸を披露していただきます。

興味があってもなかなか演芸場などの舞台へ足を運ぶきっかけがない…
という方も多いのではないでしょうか?

傍房は普通の長屋で狭いですけど、間近に芸を観られますよ。
メディアを介さない話芸のライヴ!を体験しにお越し下さい。
席数に限りがありますが、まだ若干空きがあります。
お時間都合付きそうでしたら、ご予約下さいね。


■ 日時:2012年1月6日(金)14時〜16時頃まで
■ 出演:講談・旭堂南舟 / 落語・桂華紋
■ 参加費(木戸銭):1500円(定員20名・要予約)
■ 予約先:傍房へのメールこちらまたは、電話 06-6972-2035

■ 出演者紹介
 旭堂南舟(きょくどう なんしゅう)
平成20年3月5日旭堂南左衛門に入門。同年5月奈良の酒肆 春鹿で初舞台。
現在、三カ所で定期講談会を行っている。動楽亭『旭堂南舟の我武者ら講談会』、泰聖寺『旭堂南舟講談会』、岸和田かじやまち亭『旭堂南舟の講談を楽しむ会』。
毎週水曜日お昼12時から、コミュニティFMラヂオきしわだ『旭堂南舟我武者らぢお』出演中。
桂華紋(かつら かもん)
1987年7月10日生、大阪市出身。関西学院大学法学部政治学科卒。
2010年4月16日桂文華に入門。


そしてこの後引き続き、
「傍房の新年会」を開きます。
■ 同じく1月6日の17時頃からぼちぼち…
■ 参加費:500円 + 一品持ち寄り
お飲物は各自飲みたいものをご持参下さい。
傍房では、お鍋とあたたかいお茶をご用意します。
参加希望の方は、なるべく事前に連絡いただけるとたすかります。
みなさんのお正月のこと、今年は傍房で何をしようか、などなど
鍋をつついて色々話をしましょう〜。

この他の予定はこちらです。

(3.5 記)


傍房の年越し 2

大掃除の晩に正月飾りを作るつもりで
和田山の友人ありがとんぼ農園から稲藁を送ってもらったのですが…
当日はよく働いて、すっきりした部屋で、みんなで大掃除の打ち上げ宴…
「正月飾り作るゆうてへんかった?」
「ん〜、もう明日明日!」
とほったらかしに。

そして翌31日は自宅の掃除、が除夜の鐘を聞きながらまだまだ続き…
元旦!

翌朝、やっと作りました。


あけまして、お め で と う ございます〜!

飾りにつけるつもりで買った「枝付き」のダイダイが縄に取付中に
「ぽろり」
と枝から外れるトラブルが。
仕方なく細い縄をなって十文字にかけてくくりつけました。
ウラジロは大晦日になってご近所友達がおすそわけしてくれ、
半紙は買い忘れたけど、障子紙がまだ残ってた!
太いので、二人掛かりで撚って撚ってこの出来に。
なんとかかっこついたんちゃいますか?

縄をなうのは何度か経験があったけれど、こんな太いしめ縄は初めてでした。
黒米の稲穂はそのままたわわに残してあります。
束ねた草が縄になって行くのは楽しい作業です。
今年の年末は、ぜひ正月飾りを作る会をしたくなりました。
(気が早い)

※ 3.5 記

傍房の年越し 1

大掃除終わって。
「打ち上げは鍋にしょか。
鍋でいいかな。
鍋がいいよねー。」
材料を自宅から運び込もうと、傍房の戸に手をかけたら、
じんわり幸福感が湧いた。戸の奥でほんのり灯りに人影がゆれて、
集まった方々の声と笑いが戸外に柔らかく届いてた。
そしてこれからみんなでご飯なんだもの。

・ ・ ・ ・ ・

12月30日は、傍房の2011年最後の行事は大掃除でした。
まずはハタキがけに雑巾がけ。
落ちたり倒れたりが心配になる物がないところはハタキが便利。
クモが巣をかけてるので、角っこは念入りに。
窓ふきの仕上げはどないするのが一番か?
「新聞紙…?」
確かにときどき耳にするし、実際やったこともある。
でも、もうひとつ…でした。
きっと昔とインクも紙質も変わってガラス磨きの威力が
なくなってしまったのでしょう。
「軍手がいいですよ」
というアドバイスが出て、やってみると…
「おお〜、ほんまや!」
タオル地の雑巾のようなホコリも付かないし、
ボロ切れなんかより厚さがあって力も入る。
水拭きの後に、息でガラスを曇らせて軍手で磨くと
水の乾いた跡もすっきり拭き取れます。
すごいすごい。軍手すごい。
桟の狭いところは歯ブラシでホコリを掻き出しました。

うっすら積もったホコリでも取り除くと全体が明るくなって感じられます。

お楽しみのおやつは、日々譚の炊いたぜんざいやら、
お土産に持って来てくれた、朝搗きの餡餅やからみ餅をいただいて…
部屋の中が仕上がったら玄関、そして外もざっと掃除しましょー、てことに。
なんたってみんなでやると仕事が進む進む!
お隣の奥さんもいっしょになって、雑草を抜いたり、溝の落ち葉を取り除いたり。
そしてほうきがけで仕上げれば、石畳もつやつやと光るのでした。

日も暮れまして…
晩ご飯は鍋に決定〜。

食卓を作る人、材料を準備する人…、そして角火鉢に火入れも。
5月から開いた傍房なので、これが初めて使う季節。
(火鉢は京都・西陣の知人宅からいただいた物)
今まで七輪などに炭火を使うときは、屋外でアウトドアコンロの
直火で炭に着火していたのですが、友人から火起こし器という道具がある
と教えてもらい、この日のために購入したのでした。(1000円)
これを使うと台所のガスコンロで安全便利に着火できるのです。
火は小さくても熱はつよい。鉄の茶釜もじきに湯が沸きました。
そしてこの湯で熱燗つけるわけです!!

乾杯!
差し入れでいただいたばかりのたっぷり野菜、お酒でにわかに大晩餐。
「おつかれさま〜!」

都合のつく方、大掃除いっしょにしましょう、と
呼びかけてはいたけれど、年末の慌ただしい時期、
自分とこの掃除もせんならん頃、誰か来てくれるかなぁ…
と正直なところ思っていましたが…
みなさんどうもありがとうございました!

自分とこの離れみたいに、さらに傍房と親しんでいただけますよう、
2012年もよろしくお願いします。

(3.5 記)