2011年6月29日水曜日

傍房の庭

傍房には、まさに猫の額というべき、
小さな小さな庭があります。
いつか植えたい木の話をしたりしつつ、
手がつけられずそのままに…。

先日、せめて雑草を抜きと掃除だけでも
と、表へ出たら、その軒下にアシナガバチが
巣を作っているのを見つけました。
ほうきで払おうかと思いましたが、
よくよくみると7つも!
中には小さな卵や、蜂の子がいて、
大人の蜂たちがせっせと住処づくり。
壊すのもなんだかかわいそうな気がして、
いっそのこと観察することにしました。
網戸を開けなければ、家の中にも入って来ないし、
巣がどれだけ大きくなるかを楽しみに見守ります。
ミツバチじゃないのが残念ですが…。
ハチミツが採れたら素敵なのに。

ーーー
さて、明日もお昼ごろからのんびり開けています。
明日は夜に予定があるので、18時くらいまでです。
三半酒場はありません。

ーーー
そして、その次に傍房を開ける日、
7月10日は、前に予告していた通り、
ぽこぱん「朝ごはんの会」があります。
いつもよりゆったりと過ごせる日曜日の朝の時間を、
みんなでおしゃべりして過ごしませんか?
以前住んだことのあるドイツやオランダでは、
休みの日には、家に親しい友人を招いて、
またはカフェでゆっくり朝ごはんを一緒に食べる…
そんな習慣がありました。
夜、ビールを片手に話すのとはまた違った親密さを感じる、
そんな時間を傍房でも作れたらいいな…と思っていました。
そこへ、天然酵母で味わい深いパンを焼いてられるぽこぱんさんが
「3度の食事で朝ごはんが一番好き」だと聞いて、
傍房xぽこぱんの朝ごはん会が実現することになりました。
まずはその一回目です。
午後からのおでかけ前に、ちょっとのんびりしてゆきませんか?
時間:9時〜11時くらいまで(途中退席自由)
朝ごはん代:700円
(前日までにご予約ください。席数に限りがあります。 )
★ぽこぱんさんのパンやクッキーの販売も少しあります。
こちらだけのご利用もOKです。

それから、午後は「包丁の研ぎ方教室」です。

毎週、近所の商店街で刃物研ぎをされている方に
声を掛けて、お願いしました。
「道具は、自分で手入れすることで、
使う人の身体になじんでくる」
と、おっしゃっていました。

毎日使う道具だからこそ、
手入れをしながら長く使いたいですね。
そうして、だんだんと手に馴染んだ道具は
とても使いやすいものになります。

普段使っている包丁を2本(なければ1本)
お持ちください。
一人ずつ実際に研いでいただきながら、
包丁研ぎのコツを教えていただきます。
時間:13時〜15時くらいまで
お礼:1000円


「朝ごはんの会」「包丁の研ぎ方教室」に
参加をご希望される方は こちらまでお知らせください。

★ これから、ますます暑くなりますが、
傍房には扇風機しかありませんので、ご了承ください。
★傍房では暮らしを楽しむための企画をみなさまの支えにより
運営しています。100円からカンパを受け付けています。
ご協力、ありがとうございます。

(日々譚)

2011年6月21日火曜日

6月20日

昼間は、近所の手織り教室の方がたくさん来てくださいました。
最近、大学時代の友人の紹介で知り合った、グアテマラの手織りの先生の教室の方々です。私も以前写真などで見たことがありますが、木などと織り手の腰に紐を渡して織る、織り機を使わない織物です。
その応用で、部屋にある椅子などを利用する織物のワークショップなどもされているとのことで、傍房でも、教えていただきたいなーと、勝手に夢をふくらませてます。


その後、梅の実を引き取りにきたぽこぱんさんとおしゃべりしながら、我が家の梅の選別を手伝っていただきました。今年はひび割れた梅が多いので、その分はジュースやジャムにする予定です。やっぱり、おしゃべりしながらの、こういう作業って楽しい。しかも、作業も進むので一石二鳥。ぜひ来年は傍房でも梅ジュース作りのワークショップしてみたいです(収穫の時期は忙しいので、余裕があればですが…)。
ちなみに、ぽこぱんさんには7月10日(日)朝ごはんを準備していただく予定です。先日ご紹介したトースターも活躍するかも?!詳細が決まりましたら、またお知らせします。

夜は2度目の三半酒場。
写真、音楽、家事、酒場…やること全てが表現になりつつある…
という相方の、酒場パフォーマンス。
人々のにぎやかな声に雨音が重なる梅雨の夜でした。
 (日々譚)

2011年6月20日月曜日

雨の傍房、梅の傍房

本日、傍房通常会場日。(今月来月は「0」がつく日に開けてます)
またまた雨…瓦を打つ音、浪板を打つ音、石畳を打つ音。

夕方から三半酒場。
雨音のセッション聞きながらちょっと酒でもやりませんか?
今回も、いこらの梅を使ったたべもんをいくつか作ってみます。

先週は扇風機の分解清掃整備をした。
一台は1960年代のもの…?
もう一台は1970年代初期のもの…?
主観全開の感触ですが。

首振り入切のノブのビスが回らなくって…
ちょうど傍房に来た男性たちが二人掛かりで押さえてand 回して…
おかげでコイルコアまで外してクリーンナップできた。

目測60年代の古い方のが作りがしっかりしてて、部品の仕様もレベルが高いみたい。
とくにモーターコイルを包んだ「あたま」本体がアルミ製なのが
なんかいいなぁ…
潤滑油を挿す口が付いてるあたり、メンテナンスフリーじゃないとこも好印象。

古い扇風機は火を出すトラブルが起こることもあるて聞くから
ちゃんと整備して大事につかわんとね。
壊れても、交換部品なんてもうとっくにないだろうけど。

2011年6月19日日曜日

傍房を開いてから、見学に来てくださったり、ふらっと覗いてくださったり…
色んな方が気軽に訪れてくださいます。
そして、私たちが普段住まう日常の延長線上に、
小さな出会いや会話が生まれています。
目立ったイベントはなくても、日常と同じスピードで、
この場所の存在がじわじわと浸透していけばいいな…と思っています。

…そんな日常の様子をここにも綴っていきたい…のですが、
なかなか更新がままなりません。

今日は、人ではなく、傍房にやってきたモノたちをご紹介。
友人のおじいさん宅(京都西陣の築100年以上の町家!)
から譲り受けたもの。
相方が一度分解して、きれいに掃除をしてくれました。
私たちは普段もエアコンはほとんど使いませんが、
傍房にはそのエアコンもないので、夏の暑さはこれでしのぎます!
古い家は熱気がこもらず、案外涼しいのです。
反対に冬はなかなか厳しい…ですが、
同じお家からいただいた、箱火鉢を使ってみるのも楽しみです。

女子高校の講師を務める友人が、
学校で使わなくなったというミシンを運んでくれました。
ワークショップの時に活用したいと思います。

知り合いのお義母さん宅に新品で残っていたというトースター。
その他にもお布団や、寝る前の読書にぴったりのランプをいただきました。
宿泊にも対応できる環境が整ってきました。
傍房にはお風呂がないのですが、
徒歩圏内に銭湯がたくさんあります。

さて、そんなこんなで、明日は20日。
傍房のオープン日です。
明日もお昼くらいからのんびりお待ちしています。
前回好評だった、三半酒場もオープンするようです。
(こちらは18時くらいから…)
遠い国からのお客さんもやってくるようです。

(日々譚)

2011年6月14日火曜日

傍房の居酒屋タイム…三半酒場にて


催し…ってゆうと集まるのはどこ行っても女性が多いの
だけれど、
この晩はおもろい
(いい)オトコたちが集まって
とてもおもろい
(いい)夜だった。
壁一つ向こうの台所から耳で眺めた。
個性の組体操、相談。

2011年6月7日火曜日

6月10日(金)12時より
のんびりと『傍房』あけています。

18時〜21時は、3.5GHが傍房でやりたいことのひとつ
「三半酒場」の予告編をするそうです。
先日、私たちの関わる活動梅あそびいこらでも、
収穫に行ってきましたが、梅の季節にかこつけて
梅を使った作ってみようかなー、だそうです。
去年仕込んだ梅酒も解禁します。
ぜひ味見してみてください。



ところで、先日、傍房で使う用の食器を探しがてら、
8年前になくなった祖母宅の片付けに行ってきました。

祖母が自ら旅行先で買ったり、お土産にもらったりしたのであろう、
戸棚にたくさん置かれていた多国籍な小さな置物たちを
いくつか選んで、持ち帰ってきました。
ただの土産物ですが、たぶん共通しているのは
職人的な技術で、相応の素材を使って作られているということ。
ひとつひとつをよく見ると、愛着がわいてくるのは、
そういう理由からでしょうか?



祖母は声楽の先生でしたが、
とても多趣味で、自らのステージ衣装をはじめ、
編み物、レース編み、手織り、ビーズ細工、帽子…
気が遠くなるくらい、たくさんのものを手作りしていました。
教本もたくさん残っていて、時代を感じさせるデザインやモデルのポーズも
今見ると、けっこう面白いです。

以上の捨てるには忍びない品々、傍房で販売します(ごく安価で)。
傍房の家賃の足しにしたいと思います。
気になる方は、みに来てください。

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今後、日々譚のリメイクワークショップなどを定期的に行なって行く予定ですが、まだ設備が整っていないため、日程を決めていません。
6・7月は、3人1組のお申し込みでのみ、
古いシャツから作る前掛けエプロンのワークショップを受け付けます。
希望される方は、傍房のオープン日(0のつく日)以外の日程で、
希望の日時を第3希望までお知らせください。
3時間程度でお一人さま3000円です。

(日々譚)